komachiのブログ

花のショップをしています

花のレッスンに行ってきました🌸

寒いのか暖かいのかよくわからないですけれど、少しずつ春が近づいていますね♪
梅が咲いて、桃の節句も終わって。
そろそろ桜が開花したというニュースを聞くようになりました🌸
先日花のレッスンに行きました。
今が旬のレンギョウとキイチゴ、エピデンドラム、可愛らしい春の花ラナンキュラスにヤツデでした。
素敵な花器をご用意くださっていたので、使わせていただきました。
高価そうな横長の花器でした。
見ていると本当に素敵💖と思ったのですけれど、いざ生けようと思いますと、奥行きが狭すぎて💦
奥行を出して生け感を出せないのですね。
それでも可愛い黄色のレンギョウや青々としたキイチゴのパワーに惹かれて生けようと思って。
7:3くらいの割合で空間をあけて株分けにしようと思ったのですが。
普通っぽくて。
足元にヤツデを入れて引き締めようとしましたけれど、先生にも「普通やね」を言われてしまいました。
ヤツデを効果的に入れるように飛ばして。
縦長にまとめて生ける造形と自然観を出す生け感が混ざっていたのですが。
中途半端にならないように生け感を選んで。
空間をあけるならしっかりあけて抜け感を出すようにとアドバイスをいただきました。
最初からできていたらよかったのですけれど、まだまだで。
素敵な花器に生けるのは難しいということを学びました。


先生が最近陶芸教室に通われて作られた可愛らしい花器を使って生けさせていただきました。
でも可愛いとかを求めてはいられなかって。
実用性第一に生けやすい花器を作られたとのことでした。
小さな花器も作っていられて。
中にその小さな花器を入れて花や枝を留めるとのことで。
本当にその通りに剣山なしでもピタッと枝が止まって驚きました。
剣山のように思う場所、思う角度で全ての花材が留まるわけではなかったですけれど、投げ入れと比べましたら雲泥の差で。
剣山だと重い枝などは倒れがちで留めるのが難しいのですが、そんな心配はなくて。
剣山なしで留まりやすい花器でした。
綺麗なレンギョウの枝に引っ張られるように右側に固めるように生けてみました。
実際は三日月のようにかなり奥行があるのですが、画像で見ると右側に重く見えてしまいますね。


最後は時間がなくなって「10分でラナンキュラスとエピデンドラムを使って生けてね」と言われて。
考える間もなく。
可愛らしいラナンキュラスをまとめてフリルが協調されるように固めて生けました。
草月でいう「マス」ですね。
そしてエピデンドラムで直線を入れましたので、「マスと直線の構成」になります。
最初はもう少し短くエピデンドラムを入れていたのですが、先生のアドバイスで伸ばしました。


草月は花の可能性を細やかな言葉にして説明された項目がたくさんあって。
花を生ける時の助けになります。
草月の最終目的は自分の花を生けることですから。
思う花を生けられるようになるためのレッスンをするのですね。
またいろいろ勉強になりました。